原油価格高騰ー16日の原油価格(終値)もジオポリ続伸、やれやれ

　今日のアップは普通に戻った。ただ単純に嬉しい。天気は良いまま。気温も幾分高いまま。とは言え、気温の変化は相変わらず激しいから、要注意。 　16日の原油価格(終値)は続伸。85セント上げてバレル当り62.87ドルになった。株は上げ、ドルは対ユーロで強くなったまま。つまり、金融要因はミックスだった。やはり、ジオポリ要因がじわじわと効いていると言うことだろう。ただね、本当のジオポリ要因だったら、こんな上げでは済まないとだけは言っておこう。 　ブレントも続伸。85セント高の72.62ドルになった。WTIと同じ上げ幅だったのは、投機のブレントらしくない。まあ、この辺りにも、ブレントはジオポリ要因により敏感な筈だから、本当と言うか本来と言うか、ではないと言えるところが見える。サウジの東西パイプラインへのドローン攻撃は西欧諸国も一斉にフーシーを非難しているし、サウジ・エネ相も「臆病な」攻撃と言っているほど、攻撃側もその意味を良く理解した上での攻撃だったのでは。 　金は反落。11.6ドル下げてオンス当り1286.2ドルになった。高値は続落。2.4ドル安の1299.3ドルになった。金融要因は弱気のままだが、この辺りにも原油先物におけるジオポリ要因が本格的ではない証がちらほらと見て取れるかもね。トランプ大統領もイランとの戦争には慎重だし、イランも自ら戦争とは言ってない。まあ、イランとはそんな国で決してあなどれないが。 　17日昼の取引は、原油が続伸、金が僅か続落中。原油が48セント上げる一方、金が80セント下げているのだ。アジア株はまちまち、ドルは対ユーロで強いまま。